敷金診断士とは、不動産賃貸における、敷金・保証金をめぐるトラブルの解決を図る専門家として、特定非営利活動法人日本住宅性能検査協会(社団法人日本敷金診断士協会)が認定する民間資格です。

当団体の実施する試験に合格し、所定の講習を経て登録を受けた者に、この資格が与えられます。

賃貸物件の適正な原状回復費の査定及び退去時の立会いを行います。
現在、全国に6つの支部組織があり、多くの敷金診断士が、各地域において活躍しています。

また、敷金診断士の行動基準は、経済産業省の「住生活エージェントのガイドライン」に基づいており、 日本住宅性能検査協会は、こうした敷金診断士の活動を支援し、適切な業務活動実施のための監督を行っております。
所属する社団法人日本敷金診断士協会では、年間、10,000件近くの敷金相談や、立会い調査を実施し、県民相談総合センター等の公的機関からも敷金問題解決のための連携の申し入れを受けております。 第三者機関としての私たち敷金診断士の存在が社会に正しく認知され、日本敷金診断士協会の活動が、日本の賃貸住宅業界の健全な発展への一助たりうることを願ってやみません。