📋 この記事でわかること
- リブマックスの契約タイプ別(通常賃貸・マンスリー・セットアップ)の退去費用の違い
- 「立会いなし退去」で注意すべきポイント
- 国交省ガイドラインに基づく払わなくていい費用の見分け方
- 退去費用に納得いかないときの相談先と対処法
リブマックスの物件から退去することになり、「退去費用がいくらになるか不安」「立会いなしで退去して大丈夫?」と感じていませんか。
リブマックスは首都圏・全国に展開する不動産会社で、通常賃貸に加えてマンスリーマンション・セットアップ賃貸(家具付き)など複数の契約形態を持つことが特徴です。契約タイプによって退去の手続きや費用の扱いが異なるため、自分の契約内容を正確に把握することが重要です。
この記事では、リブマックスの管理の特徴と、国土交通省ガイドラインに基づいた退去費用の正しい知識を、敷金診断士・賃貸不動産経営管理士の資格を持つ筆者が解説します。
⚠️ 本記事は一般的な情報の提供を目的としています。個別の退去費用の判断については、消費生活センター・弁護士・敷金診断士にご相談ください。
リブマックスはどんな管理会社?
| 会社名 | 株式会社リブマックス |
| 本社所在地 | 東京都新宿区 |
| 主なエリア | 首都圏・全国展開 |
| 物件タイプ | 通常賃貸・マンスリーマンション・セットアップ賃貸(家具付き) |
| 退去手続き | 契約タイプによって異なる(下記参照) |
| 立会い | マンスリーマンション:基本的に立会いなし。通常賃貸:要確認 |
【重要】契約タイプ別の退去費用の違い
リブマックスを退去するにあたり、まず自分の契約タイプを確認することが最重要です。契約タイプによって、退去の手続き・費用の扱いが大きく異なります。
タイプA
通常賃貸(普通借家契約)
一般的な賃貸借契約です。退去費用は国土交通省ガイドラインに基づいて精算されます。退去希望日の1か月以上前に担当店舗へ連絡が必要です。立会いは物件によって異なります。敷金がある場合は精算後に返還されます。
タイプB
マンスリーマンション(短期賃貸)
1か月単位で契約する短期賃貸です。立会いなしで退去するケースが多く、鍵の返却方法が事前に指定されます(最終日15:00までに返却)。費用は通常ウィークリー・マンスリー料金に含まれている場合が多いですが、備品の破損・紛失・通常を超える汚損は別途請求となります。
タイプC
セットアップ賃貸(家具付き賃貸)
家具・家電が設置された状態で貸し出される賃貸です。退去時は1か月以上前に退去申込フォームで手続きが必要です。家具・家電の状態も確認されるため、備品の破損・紛失は通常の退去費用に加えて請求されます。未精算の家賃・更新料・短期違約金がある場合は退去前に精算が必要です。
💡 敷金診断士のポイント
契約書の表紙または1ページ目に「普通建物賃貸借契約」「マンスリー利用契約」「定期建物賃貸借契約」など契約の種類が記載されています。まずここを確認してください。わからない場合は担当店舗に問い合わせてください。
リブマックスの「立会いなし退去」で注意すべきこと
マンスリーマンションを中心に、リブマックスでは立会いなしで退去するケースがあります。立会いがない退去では、後日送られてくる請求書が「言った・言わない」のトラブルになりやすいため、証拠の記録が特に重要です。
1
退去直前に必ず写真・動画で記録する
退去当日、荷物を搬出した後の部屋全体・各部位(壁・床・水回り・備品)をスマートフォンで写真・動画撮影してください。日時が記録される形(スマホのカメラは通常日時が記録されます)で残すことが重要です。後日「傷があった」と請求された場合の証拠になります。
2
入居時の状態と比較する
入居時に撮影した写真・チェックリストがある場合は、退去時の状態と比較してください。入居前から存在していた傷・汚れは入居者の負担にはなりません。入居時の記録がない場合は、入居時チェックリストの控えを探してください。
3
鍵の返却方法を事前に確認・記録する
マンスリーの場合、鍵の返却方法(ポスト投函・直接渡し等)と返却期限が契約時に指定されます。返却した事実を記録(写真・メール等)しておくことで、「鍵を返していない」というトラブルを防げます。
4
請求書が届いたら必ず内訳を確認する
退去後に請求書が届いたら、「場所・内容・単位・単価」が明記されているかを確認してください。「一式〇〇円」という内訳のない請求には、説明を求める権利があります(ガイドラインQ17)。
退去費用の基本ルール|払う必要があるもの・ないもの
通常賃貸(普通借家契約)の場合、国土交通省ガイドラインが適用されます。
| 損耗の種類 | 具体例 | 負担者 |
| 日照による変色・色あせ | 壁紙・畳・フローリングの日焼け | 大家負担 |
| 家具設置による跡 | カーペット・フローリングのへこみ | 大家負担 |
| 電気ヤケ | テレビ・冷蔵庫裏の壁の黒ずみ | 大家負担 |
| 画鋲・ピンの穴 | カレンダー・ポスター用の穴(下地ボード張替不要) | 大家負担 |
| 通常の清掃で落ちる汚れ | 日常的に清掃していた場合のハウスクリーニング | 大家負担 |
| 故意・過失による損傷 | 引越し作業でつけた引っかきキズ | 入居者負担 |
| 手入れを怠った汚れ | 換気扇・ガスコンロの油汚れ(清掃怠慢) | 入居者負担 |
| タバコのヤニ・臭い | クロスの変色・臭い付着 | 入居者負担 |
| ペットによる損傷 | 柱・クロスのキズ・臭い | 入居者負担 |
| 鍵の紛失・破損 | 鍵の紛失によるシリンダー交換 | 入居者負担 |
経過年数による負担軽減(6年ルール)
| 入居年数 | クロスの残存価値 | 入居者の実質負担(材料費) |
| 1年 | 約83% | 材料費の約83%+施工費の一部 |
| 3年 | 約50% | 材料費の約50%+施工費の一部 |
| 6年以上 | 残存価値1円 | 施工費の一部のみ(材料費はほぼなし) |
💡 マンスリー・セットアップ賃貸の場合の注意点
マンスリーマンションやセットアップ賃貸の場合、利用料金にクリーニング費用が含まれているケースがあります。一方で、
備品(家具・家電・食器等)の破損・紛失は別途請求となります。入居時に備品リストを確認し、不具合がある場合はすぐに報告しておくことが退去費用を抑えることにつながります。
退去前に確認すべきこと
📋 退去前チェックリスト
- 自分の契約タイプを確認する(通常賃貸・マンスリー・セットアップ)
- 契約書の「特約欄」を確認する(ハウスクリーニング・鍵交換費用の記載と金額)
- 退去の申し込み方法・期限を確認する(1か月以上前が必要なことが多い)
- セットアップ賃貸の場合:入居時の備品リストと現状を確認する
- 退去直前に部屋全体・各部位を写真・動画で記録する(日時が入る形で)
- 鍵の返却方法・期限を確認して記録を残す
- 未精算の家賃・違約金がないかを確認する
- 退去連絡はメールまたは退去フォームで行い記録を残す
退去費用の請求に納得いかない場合の対処法
1
請求明細書の内訳・根拠の説明を書面で求める
「この費用の内訳と計算根拠を書面でご説明ください」とメールで連絡します。記録が残る方法で行うことが重要です。
2
本記事の早見表と退去時の写真を照らし合わせる
「大家負担の項目が含まれていないか」「6年ルールが正しく適用されているか」「立会いなしで不当な請求がないか」を写真と照らし合わせて確認します。
3
専門家に相談する
消費生活センター(188)・敷金診断士・弁護士・司法書士への相談を検討します。具体的な交渉については専門家にご相談ください。
💬 退去費用の請求に納得いかない方へ
「払いすぎていないか確認したい」「立会いなしで不当な請求が来た」という方は、敷金診断士に無料でご相談ください。退去費用・原状回復トラブルの専門家が対応します。
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🏠 リブマックスで管理委託しているオーナーの方へ
リブマックスはマンスリーマンション・セットアップ賃貸など多様な契約形態を展開しており、回転率が高い物件管理が強みです。一方で、立会いなし退去が多いため、退去後の損耗確認と精算における透明性の確保が特に重要です。
精算の透明性を高めることは、入居者の満足度を上げ、口コミ評価にも好影響をもたらします。管理会社の対応に疑問を感じている場合は、他社との比較を検討してみてください。
❓ よくある質問
Q. マンスリーマンションの退去費用はどのくらいですか?
A. マンスリーマンションの利用料金には通常クリーニング費用が含まれているケースが多く、通常の使用であれば追加の退去費用は発生しない場合があります。ただし、備品(家具・家電・食器等)の破損・紛失は別途請求となります。入居時に備品リストを確認し、不具合があればすぐに報告しておくことが重要です。
Q. 立会いなしで退去しましたが、後日高額請求が来ました。どうすればいいですか?
A. まず退去時の写真・動画記録と請求内容を照らし合わせてください。入居前から存在していた傷・汚れや、通常の使用で生じた損耗(通常損耗)は入居者の負担にはなりません。請求の根拠・内訳の説明を書面で求めてください。具体的な対応については消費生活センター(188)や敷金診断士にご相談ください。
Q. セットアップ賃貸(家具付き)の家具を破損しました。費用はどのくらいですか?
A. 備品の破損費用は破損した備品の種類・程度によって異なります。契約書または入居時の備品リストに費用の目安が記載されている場合があります。通常の使用で生じた消耗(テーブルの細かい傷など)と故意・過失による破損では扱いが異なります。請求が来た場合は内訳の説明を求め、疑問があれば専門家にご相談ください。
Q. 退去の解約通知はどこにすればいいですか?
A. 契約タイプによって異なります。通常賃貸は契約書記載の担当店舗へ、セットアップ賃貸はリブマックスの退去申込フォームから手続きしてください。マンスリーマンションは入居時に退去方法が指定されます。いずれも退去希望日の1か月以上前に連絡が必要なことが多いため、契約書の解約予告期間を必ず確認してください。
Q. 敷金が返還されません。どうすればいいですか?
A. 民法上、賃貸人は退去後に敷金を返還する義務があります。一般的に退去後1〜2か月以内に返還されますが、遅延している場合は担当店舗にメールで確認してください。それでも応答がない場合や不当な差し引きがある場合は、消費生活センター(188)や敷金診断士にご相談ください。
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本記事は国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」をもとに、一般的な情報の提供を目的として作成しています。個別の退去費用の判断については、消費生活センター・弁護士・敷金診断士にご相談ください。株式会社リブマックスとは関係のない独立した情報サイトです。