明和不動産の退去費用|立会いの 仕組みとデザインルームの注意点を敷金診断士が解説

明和不動産管理の退去費用 退去費用
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📋 この記事でわかること
  • 明和不動産管理(ミリーヴグループ)の退去精算の特徴と流れ
  • 退去時の立会いの仕組みと注意点
  • 国交省ガイドラインに基づく払わなくていい費用の見分け方
  • 退去費用に納得いかないときの相談先と対処法

明和不動産管理(ミリーヴグループ)が管理する物件から退去することになり、「退去費用がいくらになるか不安」「請求内容が適正かどうかわからない」と感じていませんか。

明和不動産管理は熊本県内で管理戸数1位、九州で4位の実績を持つ地域密着型の管理会社です。25,000戸超の管理物件を持ち、退去時のチェックは教育を受けた専門スタッフが対応するのが特徴です。

この記事では、明和不動産管理の退去精算の特徴と、国土交通省ガイドラインに基づいた退去費用の正しい知識を、敷金診断士・賃貸不動産経営管理士の資格を持つ筆者が解説します。

⚠️ 本記事は一般的な情報の提供を目的としています。個別の退去費用の判断については、消費生活センター・弁護士・敷金診断士にご相談ください。
⚠️ 社名の混同にご注意ください

全国に「明和不動産」を含む社名の不動産会社が複数存在しています。本記事は熊本・福岡・鹿児島で展開する「株式会社明和不動産管理(ミリーヴグループ)」について解説しています。退去手続きの前に、お手元の契約書に記載されている管理会社名がこの会社であるかを必ず確認してください。


明和不動産管理(ミリーヴグループ)はどんな管理会社?
会社名株式会社明和不動産管理
グループミリーヴグループ(MILIVE)
創業昭和56年(1981年)・40年超の実績
本社所在地熊本県熊本市中央区
主なエリア熊本県・福岡県・鹿児島県
管理戸数25,000戸超(熊本県内1位・九州4位)
特徴賃貸管理特化・サブリース・デザインルーム展開
退去の連絡先096-322-7777(音声ガイダンス3番:解約・精算)またはWebフォーム
明和不動産管理の退去精算の3つの特徴
1
教育を受けた専門スタッフが退去チェックを実施
明和不動産管理では、退去後の室内チェックを徹底した社員教育を受けた専門スタッフが行い、借主との負担割合を調整した上で敷金精算・原状回復工事を進めるとしています。希望すれば入居者立会いのもとでチェックを行うことも可能です。立会いを希望する場合は退去連絡時に必ず申し出てください。
2
サブリース(一括借上げ)方式の場合がある
明和不動産管理はサブリース方式の物件も多く管理しています。サブリースの場合、入居者の契約相手はオーナーではなく明和不動産管理(またはグループ会社)となります。契約書の「賃貸人」欄を確認して、精算の相手方が誰かを把握しておいてください。
3
デザインルーム(リフォーム物件)は退去精算に注意
明和不動産管理はデザインルーム(コンセプトリフォーム物件)を展開しています。デザインルームの内装にはグレードの高い素材やアクセントクロスが使われている場合があり、修繕単価が通常物件より高くなることがあります。ただし、入居者がグレードアップのための費用を負担する必要はないとガイドラインで定められています(Q13)。
💡 敷金診断士のポイント
立会いなしで退去チェックが行われる場合、入居者が知らないうちに「入居者負担」とされる損耗が増えるリスクがあります。立会いを希望する場合は事前に申し出ることが重要です。また、立会いの有無にかかわらず、退去直前に自分で写真・動画を撮影しておくことで、後日のトラブルを防ぐことができます。

明和不動産管理の退去手続きの流れ
1
解約の連絡
電話(096-322-7777 ガイダンス3-1)またはWebフォームから解約を申し込みます。契約書に記載された解約予告期間を確認してください(一般的に退去希望日の1か月前まで)。
2
荷物搬出・退去日の確定
引越しの日程を確定し、荷物の搬出を行います。退去日までの家賃は日割り精算となる場合が多いですが、契約書で確認してください。
3
退去チェック(室内確認)
荷物搬出後、明和不動産管理の専門スタッフが室内の損耗状況をチェックします。立会いを希望する場合は事前に申し出てください。立会いの有無にかかわらず、自分で事前に写真・動画を撮影しておくことをお勧めします。
4
鍵の返却
入居時に受け取った鍵をすべて返却します。1本でも紛失した場合はシリンダー交換費用が発生する可能性があります。
5
敷金精算書の受領・精算
退去チェックの結果に基づいて、敷金精算書が届きます。内訳を確認し、疑問がある場合は精算担当(096-322-7777 ガイダンス3-2)に問い合わせてください。

退去費用の基本ルール|払う必要があるもの・ないもの

管理会社がどこであっても、退去費用の基準は国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が適用されます。

損耗の種類具体例負担者
日照による変色・色あせ壁紙・畳・フローリングの日焼け大家負担
家具設置による跡カーペット・フローリングのへこみ大家負担
電気ヤケテレビ・冷蔵庫裏の壁の黒ずみ大家負担
画鋲・ピンの穴カレンダー・ポスター用の穴(下地ボード張替不要)大家負担
通常の清掃で落ちる汚れ日常的に清掃していた場合のハウスクリーニング大家負担
故意・過失による損傷引越し作業でつけた引っかきキズ入居者負担
手入れを怠った汚れ換気扇・ガスコンロの油汚れ(清掃怠慢)入居者負担
結露を放置したカビ窓周辺・壁のカビ・シミ(手入れを怠った場合)入居者負担
タバコのヤニ・臭いクロスの変色・臭い付着入居者負担
ペットによる損傷柱・クロスのキズ・臭い入居者負担
鍵の紛失・破損鍵の紛失によるシリンダー交換入居者負担
経過年数による負担軽減(6年ルール)

入居者負担と判断されても、修繕費の全額を支払うわけではありません。クロスなど主要な内装材は耐用年数(6年)をもとに負担割合が軽減されます。

入居年数クロスの残存価値入居者の実質負担(材料費)
1年約83%材料費の約83%+施工費の一部
3年約50%材料費の約50%+施工費の一部
6年以上残存価値1円施工費の一部のみ(材料費はほぼなし)
💡 デザインルーム入居者への注意点
デザインルーム(コンセプトリフォーム物件)に入居していた場合、アクセントクロスや特注の内装材が使われていることがあり、修繕の単価が通常物件より高くなる傾向があります。しかし、ガイドラインQ13では「入居者が負担する原状回復は、経過年数と通常損耗を考慮した状態に復旧するものであり、グレードアップの費用を負担させることはできない」と明記されています。高額な修繕費用が請求された場合は、内訳の説明を求めてください。

退去前に確認すべきこと
📋 退去前チェックリスト
  • 契約書の「賃貸人」欄を確認する(オーナー名か明和不動産管理か=サブリースかどうか)
  • 契約書の「特約欄」を確認する(ハウスクリーニング・鍵交換費用の記載と金額)
  • 解約予告期間を確認する(退去希望日の何か月前に連絡が必要か)
  • 退去チェックの立会いを希望するかどうか決め、希望する場合は解約連絡時に申し出る
  • 入居時の物件状況確認リストの写しを手元に準備する
  • 退去直前に部屋全体・各部位を写真・動画で記録する(日時が入る形で撮影)
  • 鍵をすべて揃えて返却できるか確認する(紛失がないか)
  • 電気・ガス・水道の停止手続き・退去日までの精算を行う
退去立会いで気をつけること
1
立会いを積極的に希望する
明和不動産管理は希望すれば立会いチェックが可能です。立会いなしでは、入居者の知らないところで損耗が「入居者負担」と判断されるリスクがあるため、可能な限り立会いを希望することをお勧めします。
2
確認書にはすぐサインしない
立会い時に確認書へのサインを求められても、内容をよく確認してからサインしてください。「後日確認してからサインします」と伝える権利があります。
3
精算明細書の内訳を必ず確認する
精算書が届いたら「場所・内容・単位・単価」が明記されているかを確認してください。「一式〇〇円」という内訳のない請求には説明を求める権利があります(ガイドラインQ17)。精算に関する問い合わせは096-322-7777(ガイダンス3-2)で対応しています。

退去費用の請求に納得いかない場合の対処法
1
精算明細書の内訳・根拠の説明を書面で求める
「この費用の内訳と計算根拠を書面でご説明ください」とメールで連絡します。電話ではなく記録が残る方法で行うことが重要です。
2
本記事の早見表と照らし合わせる
「大家負担の項目が含まれていないか」「6年ルールが正しく適用されているか」「デザインルームのグレードアップ費用が含まれていないか」を確認します。
3
専門家に相談する
消費生活センター(188)・敷金診断士・弁護士・司法書士への相談を検討します。熊本県消費生活センター(096-383-0999)でも相談可能です。具体的な交渉については専門家にご相談ください。
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🏠 明和不動産管理で管理委託しているオーナーの方へ

明和不動産管理は熊本県内で管理戸数1位の実績を持ち、40年超の歴史と豊富なノウハウを持つ管理会社です。専門スタッフによる退去チェック体制やデザインルームの展開など、オーナーにとって魅力的なサービスを提供しています。

一方で、退去精算において入居者が不満を感じた場合、その不満はそのまま物件の口コミ評価に影響します。精算内容の透明性を高め、入居者が「公平に扱われた」と感じる退去対応を管理会社に求めることが、次の入居者獲得にもつながります。

管理会社の対応を定期的に見直したい場合は、他社との比較を検討してみてください。

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❓ よくある質問
Q. 明和不動産管理の退去費用の相場はいくらですか?
A. 退去費用は物件の広さ・入居年数・損耗の状況・契約内容によって大きく異なるため、一概に「相場〇〇円」とは言えません。一般的な目安として、1Kで3〜10万円程度、2LDKで5〜20万円程度とされていますが、デザインルーム(コンセプトリフォーム物件)では修繕単価が高くなる傾向があります。請求が届いたら必ず内訳を確認し、疑問があれば専門家にご相談ください。
Q. 退去チェックに立会いたいのですが、どうすればいいですか?
A. 明和不動産管理は入居者の希望があれば立会いのもとでチェックを行うとしています。解約の連絡(096-322-7777 ガイダンス3-1、またはWebフォーム)をする際に「退去チェックに立ち会いたい」と伝えてください。日程の調整が必要になるため、早めに申し出ることをお勧めします。
Q. デザインルームの高級クロスが破れました。全額負担ですか?
A. 故意・過失による破損は入居者負担となりますが、クロスの材料費については耐用年数(6年)に基づく経過年数での按分が適用されます。また、ガイドラインでは入居者がグレードアップ費用を負担する必要はないとされています。高級クロスの全面張替え費用を全額請求された場合は、内訳の説明を求め、消費生活センターや敷金診断士にご相談ください。
Q. ハウスクリーニング費用は必ず払わないといけませんか?
A. 入居者が日常的に清掃を行っていた場合、ハウスクリーニング費用は原則として大家負担です。ただし、契約書に「ハウスクリーニング費用:〇〇円は借主負担」のように金額が明記されており、入居時に説明を受けて合意している場合は借主負担とされるケースがあります。契約書の特約欄を確認してください。
Q. 退去はどこに連絡すればいいですか?
A. 明和不動産管理の熊本本社(096-322-7777)に電話するか、Webフォームから解約申込ができます。電話の場合は音声ガイダンスの3番(解約・精算)を選択してください。解約連絡は退去希望日の1か月以上前に行うのが一般的ですが、契約書の解約予告期間を必ず確認してください。なお、「明和不動産」を含む社名の不動産会社が全国に複数存在しますので、お手元の契約書に記載された管理会社名が当社であるかをご確認ください。

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本記事は国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」をもとに、一般的な情報の提供を目的として作成しています。個別の退去費用の判断については、消費生活センター・弁護士・敷金診断士にご相談ください。株式会社明和不動産管理とは関係のない独立した情報サイトです。